珈琲と日記

***思いのままに書いてみる***

15時のウォーキング。交通事故や犯罪から小学生を守る「目」になれたら。

私が続けていること、15時のウォーキング。

小学生の下校時間である15時頃に自宅を出発、周辺の通学路を歩き始める。

近くをぐるっと周り、30分ほど歩く。

歩きながら、ちらほらと小学生のランドセル姿が見える。

信号機のない横断歩道。スピードを上げて過ぎ去る自動車。自転車。

田んぼ道。用水路。のどかに見えて、危険はたくさん潜んでいる。

 

これは、我が子が低学年の時。

小学1年生は他学年より下校時間が早いため、お家の人は近くまで

迎えに来てあげてください、という学校からの依頼があった。

とは言え、保護者が働きに出ていれば迎えは無理だろうし、

可能なお家の人はお願いしますというものであった。

この頃私は家に居る主婦だったので、近くまで迎えに行くことができた。

1年生になったばかりの子供が、通学路を歩いて帰って来る姿を見守る。

その後パートを始めてからも、子供の下校時間に帰れる時間帯を選んで働いた。

「下校時間の見守り」が、この時からの習慣となる。

 

もう今では我が子も無事大きくなり、見守りが必要な年齢ではなくなった。

でも私は、下校時間の15時が近づくと何だかそわそわと落ち着かない。

そこで、この時間を利用してウォーキングを始めた。

言ってみれば、「見守りウォーキング」だ。

もともと運動嫌いな私である。

運動することだけを目的にすると長く続かないのだ。

しかも自宅近辺にはきれいな運動公園があり、恵まれた場所だというのに。

あえて運動公園を歩かずに、通学路を歩く。

それは、小さな子供達を交通事故や不審者の犯罪から守りたい、という望みからだ。

ただ、歩くだけ。大したことは何もしていない。

私が、猛スピードの自動車から子供の命を守れるわけではないし、

犯罪者を見つけることができるわけでもないのだ。

でも。犯罪抑止の『目』になることはできる。

 

毎日のように流れる交通事故のニュース。

登下校中の児童が巻き込まれる事件も後を絶たない。

どうしたら命を守ってあげられるんだろう、悲しい思いでいっぱいになる。

私にできる小さな運動、15時のウォーキング。

少しでも役に立ちますように。